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■■■■うつ病休職復職対応の極意■■■■その16

うつ病・休職復職支援・ストレスチェック・個人カウンセリング

セルフケア・管理職研修(ラインケア)・メンタルヘルスのお問合せはヒューマン・タッチまで☆
      ~人事労務担当者、管理監督者のために~
※うつ病などのメンタルヘルス不全で休職した職員が、復職に至
るまでの過程の中で、人事労務担当者や管理者が知っておくべ
き最低限の知識を伝授します。また、この分野での豊富なコン
サルティング経験に基づく、とっておきの対応法を教えちゃう
かも!?
================================2008年5月2日発行 第17号
20°を超える日が続き、初夏を思わせるこの頃ですね。すでに大型
連休に入っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
子どもの頃は、連休という響きには特別なものを感じましたが、大
人になり、子どもができると楽しみな反面、いろいろとゆううつに
思うこともあるのは私だけでしょうか。
実家に帰るのか、家族だけでどこかいくのか、はたまたこの機会に
家の模様替えをするのか、などなど。どうしても家族の大きな行事
が重なってしまいます。おまけにGW価格は、まさに殺人的。。
とはいいつつも、お金もかけずに近くの川で子どもたちと一緒にオ
タマジャクシの観察を企んでいる今日この頃です。
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今日は直接復職にかかわる話題ではないですが、カウンセリングの
中で最近気になったことがあるので、その件について書かせてくだ
さい。
対人関係をうまく作ることが出来ず、学校や仕事に出て行けない方
とのカウンセリングの中で、偶然にも「損得勘定」という単語が複
数のクライエントさんの口から聞かれました。対人関係における損
得勘定とは何か。よくよく話を聞いてみると、人と付き合う基準を、
「自分にとってメリットがあるかないか」
に求める、ということのようです。私自身を振り返ってみても、す
べての人とうまく付き合えるわけはなく、誰と付き合うかの基準は
自分の中に特定のものがあると思います。性格が合いそうだ、洋服
の趣味が合う、仕事上でメリットがある、などなど。つきつめれば
「自分にとってメリットがあるかどうか」になるのかもしれません
しかし、彼らのこの考えは極端で、自分に得るものがない(と思っ
ている)相手とは、まったくの接触を閉ざしてしまいます。なんだ
か理解できるような気もしますが、いまいちしっくりきません。私
たちから見ると、すべての相手に対して接触を拒んでいるかのよう
に見えるからです。そんなとき、私が最近思うのは、「メリットが
ないから付き合わない」というのは実は後付けの考えではないかな
ぁ、ということです。
付き合いにメリットがあるかないかは、初対面で判断するのは非常
に難しいことですよね。仕事上でもプライベートでも、たとえ、初
対面の時には付き合いたくないと思った相手であっても、何かのき
っかけで親密になり、知人から友人へと関係が深まることもあるは
ずです。
もしかすると、数少ない付き合いのある相手との関係を振り返った
とき、そこに意味があることを後から確認しているだけにすぎない
かもしれません。どんなひとであっても、付き合いが継続している
相手との関係では、精神的にも物理的にも、相互に信頼し依存して
いる点は少なからずあると思うからです。
だとすれば、彼らに対人関係上の問題を起こさせているのは何なの
か。あくまで私見です。しっかりとした研究結果から得られた結果
からものを言っていないことは承知の上です。
私は、やはり「傷つきへの恐れ」がひとつの要因として挙げられな
いかと感じています。
相手と関係をつくることは、ある意味リスクを伴います。自分から
接触を求めて行ったとして、それを拒否されたらどうしよう、自分
の存在を否定するような言葉をかけてきたらどうしよう、このよう
な自分自身が「傷つくおそれ」のあることに対して、リスクを冒さ
ない傾向が強いのだと感じます。
それは、リスクを被った経験自体がそもそも少ないこと、そしてリ
スクを被った時の対処の経験がないもしくはわからない、というこ
とが影響していると感じます。これによって、リスクを過大評価し
て、その回避に血眼になっているのではないでしょうか。
周囲の支えによって、受容できる程度の「傷つき」とそこからの「
回復」の経験を、ともに行っていくことが、この場合には私たちの
仕事だと感じています。
復職支援に当てはめて考えれば、病気としての症状は治まったとし
ても、本人が持つ特有の性格傾向やものの考え方が改善されていな
いとすれば、職場での負荷が高まった時、再び状態が悪くなること
は容易に想像がつきます。このとき、職場という現実場面において
発生した問題を共に考え、解決の方法を探っていくのが、私たちの
役目ではないかと考えていますし、それこそが意味ある復職支援だ
と思います。
いま求められているのは、単なる症状の喪失を目的とした復職支援
ではなく、現実適応能力の向上や増進も視野に入れた復職支援なの
ではないでしょうか。
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メールマガジン「うつ病休職復職対応の極意」
※発行責任者:臨床心理士 森川隆司
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