【解説】よく聞くメンタルヘルスの意味は?

ヒューマンタッチ編集部
【解説】よく聞くメンタルヘルスの意味は?

「メンタルヘルス」と一言にいっても、一体どのような意味かわからない人は多いと思います。

「Mental Health」を直訳すると”心の健康”ですが、WHO(世界保健機関)の定義では「自身の可能性を認識し、日常のストレスに対処でき、生産的かつ有益な仕事ができ、さらに自分が所属するコミュニティに貢献できる健康な状態」とされています。

日常の小さなストレスの積み重ねで少しずつ蓄積されてしまう心の心労は自分では気づきにくいもの。

気づいた時には深刻な心の病に陥ってしまう現代人は多く、その状態がメンタル不調といえます。

メンタルヘルスに起因する代表的な精神疾患

精神と身体は密接に繋がっているため、メンタルに不調をきたすとあらゆる”不調のサイン”が現れます。

まだ初期の内に対処ができれば健康を維持できるだけでなく、日常生活や仕事にもハリがでてくるでしょう。

厚生労働省は2011年に「がん」、「脳卒中」、「急性心筋梗塞」、「糖尿病」に加え「精神疾患」の対策に力を入れるようになりました。

では、ストレスによる精神疾患には具体的にどのようなものがあるのか簡単に紹介いたします。

鬱病

「気分が落ち込む」、「以前は大好きだったものに興味が持てない」、「人と会ったりしゃべるのが億劫」といったネガティブな感情に合わせて、「不眠」や「集中力欠如」もあります。

また「動悸」や「食欲、性欲の減退」など肉体的に現れる症状もあり、2週間以上続く場合は要注意です。

パニック障害(不安障害)

パニック障害(不安障害)は、前触れなく「不安な気持ちが抑えられなくなる」、強いイラ立ちや興奮、逆に倦怠感が現れることも。

原因は脳機能異常とも言われていますが、突発的に起こる発作が不安の連鎖を生むことで引きこもりがちになり、引きこもることでより落ち込むため負の連鎖が生まれるケースも珍しくありません。

どうしても辛い場合は医師からの精神療法や薬を処方してもらうことをお勧めします。

適応障害

症状がうつ病と似ているため間違われることが多いのが「適応障害」です。

不安感や怒り、神経過敏やめまい、突発的に仕事を無断で休んだり、危険運転や相手に暴力を振るってしまうこともあります。

ほとんどの場合、原因は”環境でのストレス”であるため、ストレスを感じる環境から意識的に離れることで回復することが多いです。

睡眠障害

睡眠の質が悪く「寝ても寝ても眠く、身体が常にダルい」、または「なかなか眠れず、眠れたとしても夜中に目が覚めて眠れなくなる」場合は睡眠障害の疑いがあります。

睡眠不足は免疫を低下させ健康を損なうだけでなく、他の精神疾患の発症リスクを高める可能性も。

軽度な睡眠障害であれば「生活リズムを整える」、「適度な運動」など生活習慣の見直しで治ることもありますが、1月以上症状が続く場合は医師に相談することをおススメします。

依存性

アルコールや薬物といった刺激物など、特定の物質や行為を強く求め続ける「依存症」。

衝動的な行動をコントロールできないため、日常生活や仕事に支障がでたり、依存しているものが手に入らない場合に、「手の痺れ」や「頭痛」や「吐き気」などの身体症状が現れます。

依存しているものを摂取したり、行動した際に脳内に分泌される神経伝達物質の”ドーパミン”が主な原因であるとされ、繰り返しによって分泌量が下がってくるためその物質や行動をより求めるようになります。

本人の意思で治すことは困難である場合が多いため、医師や専門機関に相談することをおすすめします。

メンタルヘルス対策

日常のストレスは少しずつ蓄積されるため、メンタルの不調は本人がその不調に気づいていないことも多いのが現状。

家庭や職場など、1日を通して長く接する身近な人物が「表情や行動からメンタル不調のサイン」を読み取ることが大切。

以下サインがあれば、体調や気持ちを優しく尋ねてみてください。

  • 服装の乱れ
  • 急に痩せた、もしくは太った
  • 感情の起伏が激しい
  • 表情が暗い
  • 独り言が多い
  • 遅刻や休みが増えた
  • ボーッとしている
  • ミスが多い
  • 身体に不自然な傷がある

当社一人ひとりの心に寄り添う新しい形の提案を続けます

当社では「一人で悩む方」に対して、共に心の問題を理解し解決に近づけるよう日々尽力しており、来談はもちろん、電話でのカウンセリング(初回は対面から)もご予約を承っております。

一人で、ご家族だけで辛い日々をお過ごしの方は一度ご相談ください。

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