【うつ病克服】自分や身近な人がうつ病になったら知っておきたいこと

ヒューマンタッチ編集部
【うつ病克服】自分や身近な人がうつ病になったら知っておきたいこと

うつ病は”心が弱い”からなるわけではない

現代社会はストレス社会ともいわれており、それに加えてコロナ禍での生活様式の変化はさらに人を”落ち込ませるきっかけ”を作り続けています。その結果、うつ病になってしまう方もいらっしゃいます。

もし自分や身近な人ががうつ病になった場合、まず「心が弱いからうつ病になるのではなく、誰でもなりうる」といったことを理解してください。うつ病の治療には本人はもちろん周囲の人の理解も不可欠です。うつ病から回復するためには早い段階から治療を受け、十分な休養を取ることが大切です。自己判断ではなく医療機関へご相談の上、治療を受けることをおすすめします。

うつ病を乗り越えるために

たっぷりの休養を取る

うつ病になった際は心も身体も休養をとることがとても大切です。しかし、本人としては「休むことへの罪悪感や抵抗感」が生まれたり、「同僚や上司から怠けていると思われないか」と焦りや不安が大きくなるものです。

家事や仕事に対して真面目に責任感を持って取り組んできた人ほどうつ病になりやすく、焦りや不安は周囲の人が思っている以上に感じていることが多いです。そのため、同居しているご家族、職場の同僚や上司は安心して休養できる環境を整えてあげることが大切です。場合によっては入院を勧める必要もあります。入院中は必然的に仕事や家事からの距離を取ることができるため、心身ともに休養できる環境になります。しかし、入院するかどうかは本人の意思を尊重する必要がありますのでご相談の上検討してください。

回復を焦らない

うつ病の治療には長期間がかかりますが、うつ病の方の約75%は約3か月以内に回復すると言われています。しかしこれは十分な休養と治療が行われた場合です。回復を焦って十分な休養が取れていないうちに仕事に復帰したしまった場合、すぐにまた体調を崩してしまうことも少なくありません。

大切なことは、しっかりと治療に取り組み”必ず良くなること”です。そして調子がよくなったからといって”無理に復帰を焦らないこと”です。

社会人であれば、どうしても会社や家庭が気になり「早く仕事に戻らなければ」と感じてしまいますが、そういった気持ちが湧いてくるタイミングで”焦らない”ことを再確認することが大切です。

自分で判断しない

“回復を焦らない”と繋がる話ですが、症状が良くなるにつれて「もう治っているのでは?」と感じることはよくあります。

しかし、安定してきた時に薬を飲まなくなったり、治療を途中でやめてしまえば、一気に悪化することも。自分で復帰のタイミングや薬の服用の判断はせず、医師と相談しながら治療を続けていくことが大切です。

うつの治療方法と過ごし方

ストレスとうまく付き合うためには?

専門家に活動内容について相談する

うつ病の症状や状態に合わせて、1日の活動内容や具体的な時間割などを医師と話し合い決めていきましょう。

ただし、決めた内容に抵抗がある場合は医師に相談し「やらなければならない」と負担に感じることをできるだけなくし、あくまで無理のない範囲で少しずつ回復することが大切です。

日光を浴びて生活リズムを整える

不規則な生活はうつ病を悪化させる大きな要因の一つ。

起床後は朝日をたっぷり浴びることで幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」が分泌され体内リズムが修正されます。

セロトニンは日中分泌が続き、夕方から夜にかけては心地よい入眠を促進する作用が「メラトニン」というホルモンが分泌されるため、朝の日光浴は良質な睡眠につながります。

バランスの良い食事

うつ病になると特に食事バランスが悪くなるケースが多いです。食事が乱れるとうつ病が悪化するだけでなく、身体への悪影響もあります。栄養バランスに関しても医師や、栄養士などと専門家に相談しバランスの良い食事を心がけましょう。

軽い運動をする

ストレッチやラジオ体操、散歩やランニングなど軽度〜中強度の運動を行うことで脳内ではセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった身体に欠かすことのできないホルモンが脳内から分泌されます。

  • セロトニン・・・精神の安定や安心感が得られます。
  • ノルアドレナリン・・・交感神経の活動を高めます。
  • ドーパミン・・・やる気、幸福感を得られるだけでなく運動や学習、感情、意欲、ホルモンの調節など重要な役割を果たします。

もちろん、どうしてもやる気がでない場合は無理にする必要はなく主治医に相談しつつできる範囲で行うことをお勧めします。

うつ病の治療にはどうしても時間がかかってしまいます。そのためには周囲の人の理解と支えが必要です。うつ病の人が焦らず治療に専念できる環境を作り出すことがうつ病を乗り越える近道になります。

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